iperf

iperfはend-to-endで、ネットワークのスループットの測定ができます。
iperfはTCP, UDPどちらにも対応しいます。

iperfの使いかた

iperfはサーバーとクライアントが必要になります。やり方は次のようにします。

始めに、サーバー側でiperfの待ち状態にします。

$ iperf -s

次に、クライアント側でサーバーに負荷をかけます。

$ iperf -c server_name

デフォルトのオプションはTCPで、クライアント、サーバーの両方に-uのオプションをつけるとUDPになります。

iperfのUDPで帯域負荷の制御

クライアント側でUDPの一秒間に送信できるパケットの数を変更することができます。このオプションは-b size[KM]で使用することができるのですが、オプションを挿入する位置によって"WARNING: option -b is not valid for server mode"と表示されます。

次のようにすると、警告を表示し"-b"のオプションが無視されます。

$ iperf -u -b 1000M -c server_name

次のようにすると、何故か期待した動作をしてくれます。

$ iperf -u -c server_name -b 1000M

"-b"のオプションを"-c"の後につけると期待した動作します。
ほかにもいくつかうまくいくパターンとダメなパターンがあります。